株式投資のしくみ
株式は企業の株(所有権)の売買です。株式を購入することでその会社のオーナーになることが可能になります。企業は株式という証書を発行して広く投資家から資金を調達することができます。そして、その調達した資金は返済期限のないお金ですから、企業は大胆な投資などにお金を使うことができます。
このようにして、企業は株式を利用して大規模な開発や研究などができるようになるのです。
株式のリスクとリターン
株式のリスクとリターンについて解説します。株価は一般に会社の業績や社会全体の景気などにより変動します。株式を保有することにより、株価が上昇することによる利益(キャピタルゲイン)や企業業績が上昇することで会社にたくさんお金が入ってくることになり、その入ってきたお金を投資家に分配する(配当=インカムゲイン)などにより、投資家にはお金が入ってきます。
逆に、企業の業績が悪化したり、景気が悪化したりすることにより企業の株価下落損失(キャピタルロス)などをこうむることになります。また、最悪の場合、企業が倒産するなどによって、投資したお金が全てなくなってしまうというリスクがあります。
ただし、投資家は仮に企業が多額の負債を抱えて倒産するような場合でも追加でその借金分のお金を支払う必要はありません。最悪の場合でも出資した(投資した)お金を失うだけです。
株式投資の意義
直接金融は、企業と投資家が密接に繋がる経済行為です。企業は私達が投資したお金を使って新しい事業や既存事業の強化に充てます。つまり、私達がその企業に投資すること=企業を応援すること、となるわけです。
銀行預金などの間接金融ではお金を融資する先は銀行が決めてしまいます。銀行は預金者に必ず金利分のお金を返さなくてはならないので、「確実」な先にしかお金は貸しません。つまり、資金調達をした企業も大胆な投資はできなくなってしまいます。
対して例えば、あなたががん治療の役に立ちたいというのであれば、がんの特効薬を開発する企業の株を買う=その開発企業の研究開発費の一部としてあなたのお金が使われることになり、結果、がんの特効薬が開発されるきっかけとなるかもしれません。このように、企業の株を買うというのは、私達投資家の資産形成という意味は当然のことですが、その企業を応援して、自分が実現して欲しい社会的なインフラの整備などに直接的に関わることが出来るという参加型の投資なのです。
株式投資を通じて、経済のダイナミズムを感じてみませんか?
|