| PER(PriceEarningsRatio):株価収益率 |
| 企業の収益から見た株価の割安度を測定するための投資指標の一つで最も多く利用されているものです。読み方は「ピーイーアール」と読みます。 |
| PER |
PER(Price Earnings Ratio)は株価収益率といい、株価が現在の収益水準から見て割安か割高かを分析するときに利用する株式投資指標の一つで、現在最もメジャーな指標です。
さて、このPERの算出方法はいたって簡単です。
まずは、当該企業のEPS(Earnings
Per
Stock)一株利益を計算します。(このEPSについては、別に計算しなくても会社四季報などには来年以後の予測数字も含めて掲載されています。)
EPS(1株あたり利益)=当期純利益÷発行済み株式総数
PER(株価収益率)=現在の株価÷EPS
として、計算ができます。
つまり、PERとは、当該企業の株価はその会社が生み出す利益の何倍の値段がついているのか?ということをあらわしており、言い換えれば、何年で投資元本部分を回収する事ができるのか(当該企業が得た利益を全額配当に回したと仮定する)?ということをあらわす事になります。
そして、このPERは、株価が割安に放置されているかそれとも割高に放置されているのかを客観的に見ることができます。
一般的にPERは20倍という点が一つのラインとして意識されており、20倍より高ければ割高、逆に20倍以下なら割安とみられます。 ただし、このPERはEPSという一株利益を基準に算出する以上は将来のEPSの伸びという点を検証しなくてはなりません。
例えば、超成長業種と斜陽業種とでは、今後のEPSの伸び率は全く異なるはずです。 例を出して見ます。
(会社四季報2005年春号を参照) 【4689】ヤフー 現在のPER44.98倍(分割調整済み) と高い水準あるようですが、
03年EPS=25155円(分割調整後:6288.75円) 04年EPS=12893円 と一年で約2倍もEPSが伸びているという計算になります。つまり、非常に高い成長率=高いPERが許容される形になります。
ですから、PERの分析はその点も考慮する必要が有り、PERが20倍以下かそうでないのか?という事が唯一の判断材料にはなりません。
PERの最も有効な利用方法は同業で同程度の規模を誇る会社間での比較という点で有用性があります。
【7203】トヨタ自動車 2004年EPS(実績)342.9円 これから、2005年4月15日の株価3960円からPERを算出すると PERは11.54倍になります。
【7201】日産自動車 2004年EPS(実績)122円 これから同様にPERを算出すると PERは8.95倍となりあます。
両社を比較した場合PER上では日産は割安でありトヨタは割高と判断できます。(ただし、この場合も各社間での予想EPSの伸びを勘案する必要があります)
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