通常の証券取引所における株価の決定方式は、「オークション方式」という方法で、「板情報の見方」で解説した方法で株式の株価が決まる方法を採用しています。
しかし、ジャスダック市場(店頭市場)における「マーケットメイク銘柄」はオークション方式の株価決定方法とは全く異なる方法で値段をつけます。
このページではこのマーケットメイク銘柄のしくみとなぜ、マーケットメイク方式という方法で値付けをするのか?ということについて解説していきます。
マーケットメイク銘柄の株価決定まで
マーケットメイク銘柄の株価形成については「マーケットメイク方式」と呼ばれる方法で株価が形成される。
マーケットメイク方式とは、複数のマーケットメイカーという証券会社が、常時売り気配と買い気配を定時して、これに基づき売買が行われる。マーケットメイク銘柄については、売りと買いともに、投資家は最良気配と呼ばれる価格で取引が可能となる。
例えば、A証券会社が100円で買い、105円で売りという気配を出しているとして、B証券会社が102円で買い、108円で売りという気配を提示しているとします。
そのとき、投資家がその銘柄を買う場合は、最も安い値段で売りに出しているB証券の105円で購入することができます。逆に投資家が売るときは、最も高い値段で買いを出しているA証券の105円で売却することができます。
マーケットメイク銘柄の存在意義
マーケットメイク銘柄という特殊な取引が行われているのは、そもそもジャスダック市場(店頭市場)は商い(取引量)が少ないこともあって、売買が成立しにくいという状況がありました。
そのため、マーケットメイク方式という方法でマーケットメイカーが取引を活発化させる方式が採用されてきました。
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