株主優待のしくみ
企業が設けている株主優待制度は、株数によってもらえるサービスが異なっています。そして、株数により差を設けている企業についても、株数が多くなるほど株主優待としてもらえる優待は小さくなっていくのが通常です。
例えば、【2811】カゴメで考えます。カゴメは株主優待を実施している企業中でも非常に人気の高い銘柄の一つです。 2006年2月9日現在。 100株 1,000円相当の自社商品
1000株 3,000円相当の自社商品
株主優待というものは、制度化されている以上、株価に織り込まれてしまいます。そのため、「権利確定日以後の株価の値下がり」=「株主優待の価値」ってことになりますよね?
この株主優待のみで稼いでいこうとする場合、「自分にとっての株主優待の価値>株価の値下がり」となっている銘柄を探していきましょう。
例えば、「愛眼」の場合、眼鏡を5割引にできる株主優待ですが、あなたにとって超高級眼鏡に興味がある場合でしたら、上の不等式を満たすでしょうから、「買い」ということになります。
他にも建設銘柄などでは、建築代金の5%などという銘柄もあります。このような銘柄の場合、投資資金全額を取り戻す事も可能です。
また、飛行機を利用される方はJALやANA(50%の割引券)などの優待や、JRなども面白いと思います。
株主優待については、会社四季報(東洋経済)や会社情報(日経)などの巻末に記載されていますので、自分がよく利用する会社(サービス)の株式購入を考えるのもよいでしょう。
株主優待を獲得するには、いくつかの手順を踏まなくてはなりません。
株主優待獲得までの道のり
証券会社に口座を作る
まず、株主優待を受けるに当たっては、当然ですが、株主になる必要があります。株主になるには当然株式を購入する必要がありますが、その株式を購入するために証券会社に口座を作り、そこで株式を購入する必要があります。
株主優待銘柄を購入する
証券会社に口座ができたら、該当株式を購入します。そして、期日になれば株主優待が自宅に送られてきます。
以上です。たったこれだけの手順で、あなたは株主優待を受けることができます。簡単ですよね。しかし、手順としては上記の二つだけなのですが、株主優待を獲得するにあたって、いくつかの注意点がありますので、下記を参考にしてください。
株主優待を受ける上での注意点
株主優待は株主になったらすぐにもらえるというものではありません。いくつかの取り決めがあります。株主優待を受けることができるタイミングや単位などをしっかりと知りましょう。
株主優待獲得の注意点
株主優待を受ける売買単位を考える
株式には、各銘柄により様々な売買単位があります。例えば1株だけを買うことができる銘柄もあれば、1000株単位でしか購入することができない株式もあります。 さらに、会社によっては、○株以上の株主には○○、△株以上の株主には△△のように、保有している株数によって、もらえる優待の種類や量が異なる場合もあります。 事前にしっかりと確認するようにしましょう。
株主優待を獲得できる期日
株主優待を獲得するには、会社が定めた権利日といわれる日に株主名簿にあなたの名前が掲載されている必要があります。 そして、その権利日は会社によって異なります。通常は、権利月という会社が定めた月の月末が権利日となっています。 さらに注意して欲しいのは、権利日つまり月末の日に株式を購入してもダメだということです。理由は株式を購入した場合、受け渡しといわれる株式が自分のものになるまでの間に4営業日の期間が必要になるということです。 つまり、月末の5業日前にはその株式を購入しておく必要があります。 月末の権利を獲得できる最終日を権利最終日、その翌日を権利落といいます。
株主優待には変更があることを知る
株主優待というものは、会社が必ず実施しなくてはならないものではなく、独自に会社が株主還元のために定めているものです。 ですから、会社の業績などによっては、株主優待の廃止が行なわれる可能性もあるということを知っておく必要があります。 ただ、現状では会社は個人投資家獲得のために株主優待制度を拡充させている傾向があります。
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