証券取引所の種類とは、日本における株式の売買を仲介する市場のことです。現在、日本国内には、東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、福岡証券取引所、札幌証券取引所の5証券取引所があります。
また、この他にも日本証券業協会が認めた「店頭市場(ジャスダック市場)」という市場があります。
証券取引所の種類では日本国内にある証券取引所に対する解説と、証券取引所の意義を解説します。
証券取引所の存在意義
まずは、証券取引所とは何のために存在しているのか?ということを解説していきます。通常、株式の売買は個人間でも可能です。しかし、売買の相手を探すのも容易ではないですし、売買価格についても公正な価格形成が困難です。
そのために証券取引所をつくり、売買を容易にし価格形成の公平性を担うことが証券取引所の存在意義です。 この証券取引所での売買を許されることを「上場する」といいます。
以前は、株式の売買をする際に取引をする証券市場を投資家が選んでいたが、近年では特段の指定がない限り各証券会社が定める優先市場にて売買される。(優先市場は、当該銘柄の売買状況などを証券会社が独自に判断して、もっとも売買が活発な市場が優先市場とされます。)
東京証券取引所
日本最大の証券市場。東証1部、東証2部と新興企業向けの市場である東証マザーズという三つの市場を持っている。1949年に設立され、2001年に株式会社となる。「ニューヨーク証券取引所」「ロンドン証券取引所」と並び、世界の三大証券取引所とされている。
このほか、東京証券取引所では公社債市場と外国企業の株式を円建てで売買できる外国部があります。
大阪証券取引所
日本において、東証に並ぶ証券市場として活発に取引されている市場。大証1部、大証2部、新興企業向けのマーケットである、ヘラクレス(正式名称:ニッポンニューマーケットヘラクレス)が存在している。
東証と同様に2001年に株式会社と組織改変を行い、2004年には大阪証券取引所のヘラクレスに上場を果たしている。大証は「日経225先物」取引の取引量が大きくなっている。
名古屋証券取引所
東証、大証とともに、日本の三大市場の一つ。名証(めいしょう)と略する。名証1部、名証2部と99年に設立された新興企業向けの市場であるセントレックスが市場としてある。
この他にも、公社債市場や外国債券市場、ワラント市場などが用意されている。
福岡証券取引所
福岡証券取引所は福岡にある九州唯一の証券取引所。福証(ふくしょう)と略する。上場企業数は少ないが、主に、地場企業が多く単独上場している。一般市場と、新興企業向けの取引市場「Q-ボード」がある。(2000年に創設)
札幌証券取引所
札幌証券取引所は北海道にある証券取引所。一般市場と、新興企業向けの取引市場である、「アンビシャス:がある。
ジャスダック証券取引所
ジャスダック証券取引所は、かつては上記の証券取引所の補完的存在であったが、現在では証券取引所としての免許を取得している。新興企業が多く登録されており、取引が行われている。取引量は、大証に並び国内3位となっている。
ジャスダック市場の特徴は、銘柄によって「オークション銘柄」と「マーケットメイク銘柄」に分けられており、それぞれで取引の方法が異なっている。
オークション方式は、上記の証券取引所での取引と同様であるが、マーケットメイク銘柄については、マーケットメイカーによる株価形成がされている。マーケットメイクについての詳細は「マーケットメイク銘柄とは」を参照。
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